無料ブログはココログ

2018年1月25日 (木)

異文化交流

職場近くの某ファーストフード店に入ったらカウンター付近に店員さんが4人いたのですが全員外国人の店員さん。しかも国籍も違う様子でバリバリ日本語でコミュニケーションをとっていました。

私がファーストフードのバイトをしていた頃にはちょっと考えられなかった風景です(20年以上前ですけど・・・)。テレビでは英会話教室が異文化交流をしきりに訴えていましたが、ほっといてもリアル社会が異文化交流になると英語とか関係ないですね。

しかし、国際的な我が国の知財の存在感もこの20年で随分増したようです。海外からの知的財産等使用量の受け取りはこの10年急速に増加し、日本銀行発表によると2017年1月から11月の知的財産等使用料累計は約4.4兆円と2010年からほぼ倍増している模様です。

ところで、本日平成30年度弁理士試験受験案内が特許庁HPにアップされました。

これが出ると、今年も始まった気がしてきます。

2018年1月18日 (木)

明けましておめでとうございます

遅いよ!!

とのお叱りもごもっとも、もう1月も18日です。

元日、駅伝、七草粥、鏡開きに成人式、小正月にセンター試験も終わりました。

やっと正月気分が抜けて仕事をしようという気になってきました。

弁理士課は1月4日からフル回転です。みんなテンションが高くてついて行くのが大

変ですよ。

制作の短答班は、いま短答公開模試の制作にかかりきりです。論文班は完成答練あた

りに取り掛かっています。直前系の答練などは、やはり「当て」に行きたいですから

ねえ。今年のヤマはどの辺でしょうか・・・

ここ数年延長延長言っており良い加減飽きてきました。しかし「この論点はもう永久

に出ないんじゃないか」という雰囲気が出てきた頃に出してきやがりますからね、あ

いつらは。最近は答練でも実用新案あまり出さないのです。あまりに本試にでないか

ら。

だけどそろそろ来るんじゃないの実用新案登録に基づく特許出願?

 

2017年12月28日 (木)

良いお年を!

2017年もいよいよ大詰です。今年の年末は例年にも増してバタバタしておりました。風邪も引いたし。

いつになったら年末年始はハワイ、みたいな生活ができるのでしょうか。

弁理士を志したときは「合格ったらワイハー」を心から信じていたのですが・・・

来年はもう少しノンビリした一年になると良いな。みなさま良いお年をお迎えください。

 

我が国の商標界を牽引された網野先生がご逝去されました。享年100歳でいらっしゃったそうです。ご冥福をお祈りいたします。

 

2017年12月 7日 (木)

商標の論文問題風に

 甲は、2010年4月に、指定商品を「小田原で製造されたかまぼこ」として、商標「小田原かまぼこ」について地域団体商標制度を利用して商標登録出願をし、その後商標登録を受けた。

 一方、南足柄市(小田原市の隣市)の食品加工事業者2001年頃から包装の目立つ場所に「小田原かまぼこ」と表示して、かまぼこの販売を継続している。

 甲は、に対し、商品の販売差止と、損害賠償を求める訴訟を提起した。この事案において、の請求が認められるか、20171124日を基準として説明せよ。

 

突然なんだと思われるかもしれませんが、11月24日の横浜地裁小田原支部の判例まんまを論文問題風にしてみました。

判決もまんまなんですが、ほら弁理士試験の受験勉強って「実務と全然関係ない」みたいに言われるじゃないですか。

なのでたまには「ちゃんと我々の学習している内容で世界が動いているじゃあないか」のような実感があると良いかなーとか思いました。

試しに問題を解いた上で判例を見てください~

 

 

2017年11月24日 (金)

20日はLECの合格祝賀会がありました。なんとなくLECの合格祝賀会は毎年雨が降る確

率が高い気がするのですが、今年は晴れて良かったです。

司法書士と合同で行うことは賑やかで良いのですけれど、偉い先生が多くなると、どうにも

式辞祝辞と歓談時間のバランスが悪くなりますねー。先生方も参加者の皆様も同様に感じ

ているところだと思いますので来年の課題です。

今年の合格者は255名で、LECの祝賀会に100人近いエントリーがあったというのは凄い

ですね。関西圏は別にやりますから関東圏合格者の半数程度か、それ以上の方が出席し

ていただいただいたことになります。 LEC弁理士課もとりあえずこれで一区切り、という感

じです。合格者の皆様はその思いを一層強く感じられていることかと思います。とはいえ合

格者の皆様はまさにここからが本番ですね。これから実務修習も始まります。

段ボール箱で気が遠くなりそうなテキストの山が送りつけられるのは変わらないのですか

ねー^^ 皆様がんばってください。

2017年11月 9日 (木)

平成29年度弁理士試験の合格発表がありました!

255名合格!うっひょーバブリー!!

あれれれ・・・255名?口述受験者が254名だったような・・・

どうやら工業所有権法免除という免除資格を持つ方は口述試験を免除されるらしく、

受験番号18000000番台の方が工業所有権免除者にあたるらしいです。そうなると5名

が口述試験を受験せず合格されていることになり、口述受験組は250/254人が合格。

実に98.43%という弁理士試験始まって以来の脅威の合格率となりました。

確かに今年は、「口述ダメだった・・・」という方をほとんど見かけなかったのですが、

これは凄い数字ですね。

予備校的には、こんなに合格率が高いと来年の口述講座に人が集まらんー!!とか、

イヤラシイ発想になってしまいますが、それはそれとして合格者の皆様、本当にお

めでとうございます。

弁理士としてはここからがスタートですが、まずは勝利の美酒に酔い、明日の英気

を養いましょう!!

 

2017年11月 2日 (木)

閃きの番人w

事務所の所長が「弁理士島耕作」読んだ?読んだ?と、いうから何のことかと思ったら、

島耕作のプロダクションが弁理士をテーマにしたマンガを始めたそうです。

ついに弁理士がマンガになったか!とテンションが沸騰したのですが、なんのことはない

弁理士を周知させるために、弁理士会のプロデュースで、弁理士会のHPにアップされる

プロモーションなのでした。

設定も絵柄も、なんというかこう・・・実にどこかで見たことのある・・・

やはり、マンガなどのクリエーションというものはクリエーターが自己の思想感情の爆発を

「みんなオレの創作を見てくれやーーー!!」という表現として結実するものなのですねえ。

さすがプロが書いただけあって、弁理士会のマンガも決して完成度は低くないのですが、

第三者から「こんな感じで作ってちょ」という依頼で作られたものは、やはり湧き上がる情熱

のようなものが感じられにゃい。

そうはいっても、テーマがテーマですし、あるある感もくすぐってくれます。業界を知っている、

または弁理士試験の勉強をしている方にとっては、素直になれなくても・・・

まあ、あれです。ちゃんとおもしろい。

2017年10月19日 (木)

論文試験の振り返り

例年論文試験は、試験内容や合格者の傾向からどのような答案が求められていたのかなんとなくイメージできます。記載が軽くても項目を落とさないことを重視するタイプの受験生は少ない論点を掘下げて書くような問題が苦手でしょうし、丁寧な要件検討を意識する受験生は、沢山の設問において項目を列挙するような問題で時間不足になりがちです。

 

しかし、今年の試験は何が合格者と不合格者を分けたのかいまいち判然としません。再現してくれた構成を見るとそれなりに論点が挙がっている答案にひどい点数が付いていたり、普段から要件検討を相当しっかり練習している実力者が不合格になっていたりします。

一方、相当に軽い論述で、本人も受かると思っていなかったような方が受かっていたりもします。

単に項目を挙げれば点数が付く試験でなかったことは確かのようです。しかし、要件検討を丁寧に行う方も落ちている。一体「どこ」で差が付いたのでしょう。

 

今年の問題は、設問の問われ方が「説明せよ」「述べよ」「論ぜよ」等、バリエーションがありました。「説明する、述べる」などは別段法律用語というわけではありませんので、この問われの違いにより、出題者がどのような書き分けを求めているのか読み解くためには、一般の国語辞書によりその意味を求める必要があります。

「述べる」にせよ「説明する」にせよ、あまりに一般的な用語であるため、逆に厳密な意味を意識しない傾向があり、また辞書ごと解説が異なります。しかし、どの辞書を引いても「述べる」よりも「説明する」方が、詳細な説明を意味するニュアンスで解説がされています。一例として大辞林第三版などは「説明」を「よく分かるように述べること」としています。すなわち、論文においては、「述べよ」よりも「説明せよ」という問いに対して厚い記載をする必要があることは間違いなさそうです。

そう考えると、「説明せよ」という問いに対し、項目を列挙しただけの答案は題意に答えていないことになりますので、点数がほとんど付かないという扱いをされてもおかしくありません。一方、意匠法問題Ⅱのように警告段階における検討事項を列挙し「述べよ」などという問いに対しては、対応ごとの詳細な要件検討よりも項目を「落とさないこと」が重視されたと考えることもできます。

 

特実問題Ⅰの設問1⑴は、国際出願日が認められるための「手続」が問われていました。PCT11条を書いたという方は多かったですが、設問に対する答えとしては、「手続」という直接事項を意識する必要があったことは当然です。

 

一般的に論文は、「どんな書き方をしていても内容が合っていれば点が付く」と言われています。そしてそれは正しいと思いますが、「内容が合っている」というのが、単に条文の要件が全て列挙されている、ということに留まらず、質問と回答の対応、条文解釈の前提としての日本語として、出題に合致していることまでを含めて「内容が合っている」と判断されるとするならば、予備校としては苦しいところです。

 

とはいえ、出題者側が「機械的な処理で論文問題を解く」予備校的な答案を嫌っているというのはしばしば耳にする話です。かといって、平成一桁のような問題に戻すことも容易ではない。となると、出題者の意図をどれだけ汲んだ答案を書けているか、という点を採点に反映させるという運用を行うことも、あながちあり得ない話ではないように思えます。

 

上記は個人的な想像の域を出ない話ではありますが、今年の受講生には題意をより意識した答案を作ってもらえるよう、お話しをして行きたいと思いました。

 

2017年9月28日 (木)

論文試験合格発表

論文の合格発表がありました。合格された方は本当におめでとうございます!!

しかし、今年の合格者229人・・・

毎年「今年も少なくなりました」と書くのも飽きましたが、どっから見ても多くな

いですよねえ。合格率は概ね例年通りになりそうですが。

229人なんて今年の茨城県庁の採用職員数と同じですよ。その辺の公立中学の生徒数

ももっといるんじゃないですか。日本国民が1億2千万人いるのに、論文試験の合

格者が229人。これでいいのか弁理士。これでいいのか我が国の知財業界。

 

ともかく、論文試験に受かれば実際のところほとんど弁理士試験に合格したような

ものですが、ここで油断をして口述落ちなどということになれば、それはそれで精

神的ダメージが大きいです。

合格された方はもう一ふんばり、今年の最終合格まで駆け抜けてください!

2017年9月21日 (木)

備考類似

商標というと、会社の名称や商品名等をイメージしますが、最近スマートフォンの

ホーム画面にあるアプリアイコンの商標登録出願について続けて相談を受けました。

ゲームアプリ等のアイコンも人の知覚により認識できる図形であって、業として商

品・役務を提供する者が使用するものですから当然に商標として商標登録出願の対

象になります。

アプリアイコンは通常9類を指定しますが、42類なども併せて指定することが多い

です。

ところで、指定商品役務分類には「備考類似」という概念があって、通常は類似し

ないとされているものでも分類表の欄外に「備考」として類似が推定される場合が

あります。

電子計算機用プログラムには42類の電子計算機用プログラムの提供が備考類似とし

て付いてきますので、アプリアイコンなどでは9類をまるっと指定せず、指定商品

を「電子計算機用プログラム」として出願するもの有効です。

商標の答練問題などで指定商品について設題する際は、当然に商品役務分類表に基

づいて製作にあたります。なお書きで「類似するものとする」等の記載があるけど、

こんなもん類似するのか?というような商品について記載されているときは「備考

類似」かもしれません。疑問があったら類似商品役務審査基準をチラ見するのも勉

強になると思いますよ。

«夏の終わりと意匠法5条