2017年5月18日 (木)

本試験開始秒読み

短答本試験がついに今週末となりました。約半年間に亘る弁理士試験が今年も始ま

ります。

平成25年度の9.2%に比べれば上がってきたとはいえ、短答試験はいまだに15%程度

の合格率で、短答試験のみが一つの国家試験だったとしても、相当の難易度の試験

と評価されるに違いありません。

この難関、短答試験を突破して、初めて弁理士試験が始まる、といった雰囲気もあ

ります。LECの弁理士課でも試験前には受験情報や過去の試験統計等を集めて出

題予想などを立てますが、受験情報を見直しあらためてこの試験の難しさを実感しま

すね。

まあ、悲観してても何もいいことありませんので前向きに行きましょう。39点取れ

ば受かるわけですし、LEC公開模試の受験者統計などもかなりリアルな数字がで

ています。公開模試で合格点をとったことがある方ならば、その力を本試験で発揮

できれば合格できるわけです。高い壁ほど乗り越えたとき自分を守る固い守りにな

る、などというネット格言もあるらしいですよ。がんばってくださいね!

 

さて、5月18日に、平成29年度の試験統計が出ました。今年の志願者は4,852人。平

28年度からはおよそ320人減です。平成26年度27年度はおよそ800人減、27年度から

28年度は650人減なので、志願者減少の速度は緩やかになってきたようです。ちなみ

に女性受験生は微増なので、減少した320人は「全員」男性です笑

2017年4月27日 (木)

ザ・ワールド

今日は4月27日。短答本試験まで1月を切りました。やることが多すぎて時間を止

めたいと考える方もいるかもしれません。

4月27日というのは、1978年に日本人が始めて北極点に到達した日らしいです。

ところで、各国における「時間」というのは経度により特定されるので、経度のな

い北極点では現地時間というものが無い!ということになります。

おお、そうなると北極点に行けば時間が止まるのか、といえば当然そんなわきゃあ

無いですね。北極点では何時でもないながら当たり前に時間が流れている。

普段は「時間」を時計の概念で理解しているわれわれですが、時計というのは時間

を利用するために便宜的に作られたものであることが良く分かります。

仮に北極点に行ったら時間が止まるとしても、冷え性の私にしてみると、極点に行

くより弁理士試験の勉強の方が数倍マシ…に思えます。

2017年4月13日 (木)

2週連続判例紹介

今年の2月29日に、商標法の最高裁判決が出ました。通称エマックス事件。

商標法の最高裁判決は多くなく、小僧寿し、SEIKO EYE、フレペリ、レールデュタ

ン、カムホート等、ほとんどが弁理士試験においても重要度の高いものとして取り

扱われています。

エマックス事件は最高裁までもつれただけあって、事案を追っていくと複雑この上

ないのですが、論点として面白いのは、『商標法4条1項10号の無効理由がある

商標登録について除斥期間が経過した後、権利行使を受けた被告は、準特104条の3

の抗弁ができないとしても、民法上の権利濫用の抗弁をなし得る』というものです。

論文試験において、現在、準特104条の3の抗弁と権利濫用の抗弁を併記することは

余りありませんが、今回の判決を受けて、少なくとも商標法においては併記の実益

があることになりました。

さすがに平成29年度試験には出題されないと思いますが、イー・アクセス事件など

も、平成177月に判決が出て、翌年の本試験に出題されています。

知ってりゃ得する最高裁。

そもそも準特104条の3の抗弁がなし得るのかという点も論点ですので、その辺の

判旨も併せて見ておくと良いですよ!

http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/543/086543_hanrei.pdf

2017年3月30日 (木)

青本発行、審査基準改訂とマキサカルシトール

3月16日に逐条解説が発行され、次いで、3月28日に商標審査基準が改訂されまし

た!

・・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・

あ~~~~~~~~!!!

今年の試験に反映されるのかい、と問われれば「されない」とは言えませんなあ…

平成2627改正関係が青本に加筆されたのは分かりますが、青本って版が変わると

しれっと修正されている点があったりすんですよね。

新旧対応PDFとか出してくれればいいのに。

まあ、直接試験に関係する点は改正本で対応できるので、今年の本試験対策はお手

持ちの資料でやっていただき、無理に青本読もうとか思わない方が良さそう。

商標審査基準は、主に4条の判断基準を明確にしたものです。短答にせよ論文にせ

よ、事例問題が審査基準の具体例をもとに作成されるのはお約束ですから、ゆとり

がある方は目を通しておいた方が良いかもです。

 

また、3月25日にマキサカルシトール最高裁判決が出ました。

この判決は均等論の要件解釈を論点としており、昨年本試験で均等論が出題されて

いなければ、わりとホットなマターになったのではないかと思います。

さすがに2年連続で均等論はないでしょうから、今年はノーマークでも良さそうで

すね。

興味のある方はチェックしておいて下さい。

 

http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/634/086634_hanrei.pdf

 

2017年3月23日 (木)

願書受付明日(3月24日)開始!

少なくとも週一で更新したいと思っているのですが、弁理士課も個人的にもバッタバタして

おりまして、ついついズルズルでイカンです。遺憾遺憾。

もう3月も末。2月3月は本当に速いですね・・・

4月、新年度からは気分を一新して色々頑張るぞ。おうおう。

明日から願書の受付です。願書の提出をすると気持ちがビッと締まりますよね。

兜の緒が締まるというか。

兜といえば、3月24日は壇ノ浦合戦その日だそうです。皆さんも一気呵成で天下取りに

行くつもりでお願いします。

気付いたら合戦が終わってた、なんてことのないようにご注意ください。

2017年3月 2日 (木)

色の商標

実務の上では、早くも形だけの制度のように扱われ始めた、色の商標に初の商標登録が

されました!

・・・とはいえ、全然新鮮な感じがしない・・・

monoとセブンイレブンって、説明か何かの資料に色の商標の例として挙げられてました

もんね。

こういう商標なら登録されえるのか!という感動が全くないですねー

現時点では500弱の出願が係属しているらしいです。鳴り物入れで新設された制度ですか

ら、もう少し権利取得がしやすくなると良いのですが・

2017年2月23日 (木)

支店で願書を配布します

毎年思うのですが、1月は時間が比較的ゆっくり流れるのに、2月は怒涛のように

流れ去りますね・・・

正直2月末になり、やっと正月ボケから覚めてきた感じです。そして気付くと桜が咲いて

いる、と言うのが私の恒例のパターン。ここから4月、5月までは速いですよー

3月1日には特許庁から試験願書が交付されます。

LECの主要本校でも3日から配布します。

数に限りがあるので、ご希望の方は、

在庫をお問い合わせの上、お早めに窓口にお越しください。

弁理士課課員が総出で、受講生皆さんの合格を祈りつつ封入してくれたとのことです笑!

2017年2月 2日 (木)

レッツ豪徳寺

もう数10年前のこととなってしまいましたが、高校のクラスに井伊くん、という友人が

おりました。おりましたというか、まだ友人関係は続いているのですが、当時は珍しい

名前だなあ…、と思ったくらいでしたが、改めて話しを聞くと、噂の井伊直虎の縁続きさん

らしいです。

墓参りに豪徳寺(井伊家菩提寺、井伊直弼の墓もある)に行くとか、もしかしてかなり直系

に近いのかもしれません。世が世なら私なぞ既にお手打ちになっているところです。

大河ドラマ、おんな城主直虎の、「直虎」についての商標登録をめぐり、静岡県浜松市と

長野県須坂市で、合戦の狼煙が上がっているというニュースを聞きました。

基本的に著名な武将について商標登録出願をした場合、商標法4条1項7号に該当する

ものとして商標登録を受けられないのですが、長野県須坂市の業者が商標登録出願を

したときは大河ドラマも始まっておらず、直虎が井伊直虎を表示するものとしては著名とは

いえなかったのですね。

また、ドラマが始まってから井伊直虎が、「実は女ではなかった」可能性が高い、などという

話も聞かれるようになりました。そうなると著名な武将というかフィクションの登場人物に

なってきますねえ…^^

浜松市の商工会議所は、直虎の商標登録に異議申立を行っているようですが、大河ドラマ

で一般人が「直虎」といえば井伊直虎、とイメージするようになってしまったら、商標登録は

受けられません。商標権の共有や使用許諾等で、上手く商標を使って地場産業の活性化

に繋がるとよいですが。

井伊くんに話を振ったら「全く興味がない」とのことでした。

2017年1月19日 (木)

森のくまさん

・・・について書こうと思ったら、同じネタのブログがありまくりだったので、

やる気なくなりました。

著作物のフェアユースは認められるべきですが、我が国においては著作権侵害の

裁判例が多くないので、第三者の改変がどこまで認められるのかは実に難しい

ところです。

森の熊さんなんかは「みんなのうた」としておいて欲しいところですけどね。

著作権でドブ泥の争いをすると、ひこにゃんも途端に銭ゲバに見えてくるものです

ので、優しい熊さんのイメージを壊して欲しくないものです。

 

ところで、青本の販売時期について、早くて2月末、という情報が入ってきました。

「早くて」という話ですので、さらに遅れて3月4月になったりすると、

短答受験生にしても論文受験生にしても、実にイヤな時期になりそう。

2017年1月11日 (水)

平成29年弁理士試験公告がされました!

年が明けるまではなんとなく余裕の弁理士受験生ですが、年が明けると途端にあわただしく

なってきます。

そうはいっても試験は5月、まだ鬼が笑うんじゃん、とか思っていると願書提出期間を徒過

したりします。願書の交付は3月1日からですが、インターネット請求は2月1日からです。

「2月1日」、もう3週間後ですよ。ほら、なんかヤバい感じしてきたでしょ。

「論文実戦答練って2月くらいからですよね、今年はがんばりますよ~」なんて言っている

受講生がいましたが、いやいやもう始まってるってチミ。

期限管理は弁理士に必須の能力です。勉強ばかりでなく、このような能力を養うためにも、

弁理士試験の受付期間はタイトなのかもしれませんねえ。

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