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2016年12月 1日 (木)

ブレンディ

個人的に驚いたのが、原田知世がブレンディのCMに出演するようになってから「20年

(!)」だそうですぜ。なんと70本以上のバリエーションがあるとか。

私は角川ドラマの世代でして、また、この商品が出た頃は、まだコーヒーの選択肢も今の

ように多くなく、苦味が少ないブレンディは甘党の自分にしてみると飲みやすかった。

当然愛好するようになったわけです。

さて、「ブレンディ」、そもそも味の素ゼネラルフーズの商標ではなく、オランダ企業JDE

からライセンスを受けていた商標だったのですね。先月この商標を約259億円で取得する

契約をしたとの発表がありました。

わおー、200億の商標権譲渡…

商標法の論文問題なんかですと、4条1項11号の解消措置として「商標権の譲渡放棄交

渉」、なども書きますし、商標は比較的誰でも出願できるので、バッティングする商標も多い

イメージです。交渉の出番も多いように思えます。実際それは間違いではないのですが、

こと中小企業相手の業務を行う際に、商標権の譲渡交渉はスムーズには行きませんね

え…

そもそも、4条1項11号にせよ侵害にせよ、ばっちり同一であることより、当然類似の範囲

にあることで因縁を付けられるケースが多いです。

そのような場合には、たとえ譲渡を受けたとしても、実際に自分が使いたい商標とは違う

商標についての権利なわけで、正直いらない。 じゃあ放棄して欲しいところですが、使って

無くても「先代から受け継いだ商標権」という意識が法外な対価の要求になったりする。

こちらとしては不使用取消審判で消滅させることができる商標登録なので、誠意のために

事前交渉をしているつもりなのですけれど、うーん…

そんなわけで商標権が、ばっちり知的「財産」として譲渡交渉の対象となっている話を聞く

と、ちょっと鼻の穴が開きますな。

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