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2018年7月26日 (木)

平成30年論文試験について②

何人か受験生の再現答案を見せていただきましたが、受験生ごとの答案構成の幅が一番大きいのが意匠法だったように思えます。

確かに、問題ⅠもⅡも題意が取りにくい問題でした。

 

問題Ⅰは「一つの意匠として認められるもの」が問われました。そもそも問題文が一読して意味不明です。三回くらい読み直すと、「意匠法2条その他関係する条文に照らして・・・」という後段から、意匠が「物品」の「形態」であるという2条1項から書き、そのうち一物品の一形態が「一つの意匠」の原則であると捉え、物品面の例外として部分・組物、形態面の例外として動的意匠を挙げれば良いように・・・思えてきます。

 

問題Ⅱは、第三段落がものすごく読み間違えやすい。よくよく読み込んでみると第三段落前段の意匠ロ(テーブルの意匠)と、後段のイを利用した「テーブル」の意匠は、まったく別の話っぽい。そうなると前段は天板を中心に検討し、後段はイを利用した部分意匠について問われているようです。

 

しかし、第三段落の書き出しが「意匠ロについて」とあります。物品の形態である意匠が「ロ」という記号で特定されているのですから、個人的には、この前段部分の設題から部分や部品を書かせるのは酷な気もするのですけど・・・

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